尚徳王

琉球の人物録

尚徳王の王府再興への挑戦と最期

「球陽」という第二尚氏王統の頃に編纂された歴史書では、尚徳王という第一尚氏王統最期の王は手が付けられない暴虐の王として描かれています。ですが経済復興を志し領土拡張にも力を注いだ記録も残っており、同じ歴史書の中でも別人のことを書いてるのかと思える程食い違いがあります。
琉球の人物録

名君と暴君の跡を継ぐ者 | 尚円金丸物語②

尚泰久王に見出された金丸は、恩人の死後には息子となる尚徳王にも続けて仕えています。ですが若き尚徳王は重臣の意見を蔑ろにして悪政を布いたため金丸は隠遁、後にクーデターが起きて王が不在となると尚円金丸として即位し、400年にも渡って続く第二尚氏王統を創始しています。
琉球の通史

第一尚氏王統の終焉

尚巴志によって打ち立てられた第一尚氏王統は、7代目の国王・尚徳王の謎の死によって終焉を迎えています。短期の政権交代を繰り返し、疲弊した琉球王朝は新たな国王として農民出身の金丸が国王に即位して尚円王と名乗り、長きに渡って琉球を統治する第二尚氏王統が始まっています。
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