用語集

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鎌倉殿とは鎌倉幕府そのものや棟梁の地位にある人物を意味します

鎌倉殿という呼称は、鎌倉幕府を樹立した源頼朝の父・源義朝が鎌倉に本拠を置いたことに由来する、源氏の棟梁の地位にある人物を指す単語です。あくまで棟梁という地位を指すため、征夷大将軍に就任する前の源頼家や、源実朝が暗殺された後の北条政子も同様の呼称が用いられています。
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鎌倉殿の独裁を阻止せよ!十三人の合議制

源頼朝の時代は当然のように将軍による独裁政治が行われていましたが、御家人達にとって不満の種ともなっていました。そして2代将軍に源頼家が就任した後も続いたため、北条時政など幕府の宿老達は頼家の独裁を阻止するため、また若い将軍を補佐するために十三人の合議制を発足しています。
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執権とは北条得宗家が独占していた鎌倉殿を補佐し幕政を統括する役職

若くして将軍に就いた源実朝を補佐するために設置された「執権」について、初代の北条時政やその後の在り方をご説明しています。
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乳母とは実母の代わりに授乳・子育てをする役割の女性

実母の代わりに授乳や養育を担当する乳母について、神話の時代から江戸時代まで、またイスラム圏の例を挙げながらご説明しています。
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冊封とは中国王朝の皇帝を君主として従属関係を結ぶこと

中国王朝の天子(皇帝)が周辺国の王に対して爵位を与え、名目上の従属関係を持つ意味の「冊封」という単語についてご説明しています。
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暗殺とは要人を計画的に不意打ちで殺害すること

暗殺という行為は日本だけでなく、敵となる人物を排除するために世界中で用いられてきた手段です。中国やギリシャといった長い歴史を持つ国では紀元前の事件も記録として残っていますが、表沙汰にならずに闇から闇へ葬られた事件も多いものと思われます。
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上洛とは京都に入ること

上洛とは長く日本の首都として機能していた京都に入ることを意味する単語です。現代では首都が東京となっているため「上下」の概念が変わっていますが、平安京が造成されてから明治維新で首都が東京に移されるまで、京都の位置を「上」として上下の概念が出来ていました。
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摂政とは天皇の代わりに政務を執る役職

天皇が幼い場合や長期に渡って病に倒れている場合に、天皇に代わって政務を執る役職を指します。摂政は判断力を伴わない天皇の代理として執務を執るため、天皇の補佐が主な役割となる関白とは異なり、最終的な決定権を持つという特徴があります。
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公家とは朝廷に仕える上級貴族

「公家」と「公卿」という類似している2つの単語について、これらそれぞれの意味と違いをご説明しています。
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一揆とは集団で目的を達成しようとすること

日本史においてしばしば出てくる一揆という単語について、その言葉としての本来の意味や大別した種類についてご説明しています。
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