なんとなく京極高次のことを調べてみました
ChatGPTも完璧ではないですよね
今回の記事は直接的に日本史とは関係なく、オープンAIのChatGPTを使ったらこうなった的な結果をご紹介したいと思います。まあ京極高次という人物を掘り下げられないかなと思い、なんとなく調べたらおかしな返答が返ってきたので、ちょっと面白いなということで一本の記事にしてみました。
それでは質問した内容と、返ってきたメッセージをコピーしたのでご覧ください。
一度目は京極高次と完全に別人感
・一度目の質問
京極高次について教えて
・一度目の質問に対する返答
京極高次(きょうごく たかつぐ)は、日本の江戸時代の文化人であり、江戸時代中期から後期にかけて活躍した人物です。彼についての情報を以下に示します。
- 生涯: 京極高次は1749年に生まれ、1809年に亡くなりました。彼は儒学者、文人、和歌の名手として知られ、幕末の文化の発展に貢献しました。
- 文学: 高次は文学において優れた才能を持ち、特に和歌や漢詩の分野で多くの作品を残しました。その詠まれた歌や詩は後の世代に影響を与え、詩作品集も刊行しました。
- 儒学: 京極高次は儒学にも精通しており、儒学者としての一面も持っていました。彼は儒教の思想を広め、学問の普及に貢献しました。
- 藩政への貢献: 彼は尾張藩(現在の愛知県)の家老として藩政にも参画し、藩政改革に貢献しました。また、藩内での教育や文化の振興にも尽力しました。
- 文化の支援: 高次は文化の振興に熱心で、俳諧や茶道、書道、絵画など、多くの芸術分野において支援を行いました。彼の庇護のもとで多くの文化人が活躍しました。
京極高次はその文学的な才能や文化への貢献、儒学者としての知識によって、江戸時代の文化界で高く評価される存在であり、日本の文化史において重要な役割を果たしました。
・一度目の返答の考察
もうどこから突っ込んだらいいのか分かりませんが、筆者が知っている京極高次とは生きた時代も違いますし、文化人枠でも儒学者でもありません。また、家老として尾張藩の藩政改革をしたとかありますが、そもそも京極高次は尾張藩とは一切関わってないと思われます。
ひょっとしたらこういった人物も日本史上に存在したのかもしれませんが、残念ながらグーグル検索では確認できませんでした。まあ聞き方が悪かったのかもしれませんので、今度は時代を特定しながらChatGPTに尋ねてみたいと思います。
二度目は大体合ってますが柴田勝家が女体化
・二度目の質問
戦国時代の京極高次について教えて
・二度目の質問に対する返答
おっしゃる通り、江戸時代の京極高次ではなく、戦国時代の京極高次についてお伝えします。
戦国時代の京極高次(きょうごく たかつぐ)は、戦国時代に活躍した武将で、主に戦国時代後期から安土桃山時代にかけての人物です。彼についての情報を以下に示します。
- 生涯: 京極高次は生没年については不明確で、生まれた時期や死亡した時期については諸説があります。一般的には戦国時代後期から安土桃山時代にかけて活動し、その生涯については不明瞭な部分も多いです。
- 京極氏: 京極高次は、京極氏という戦国大名の家系に生まれました。京極氏は主に近畿地方で活動し、織田信長や豊臣秀吉といった有力な戦国大名との関係がありました。
- 主君との関係: 京極高次は主君として織田信長や豊臣秀吉に仕えました。彼は織田信長に仕える一方で、秀吉の家臣としても知られています。
- 信長包囲網: 京極高次は、織田信長と敵対する浪人武将の一部として、信長包囲網の中で活動しました。この包囲網は、信長の勢力を抑えようとする武将たちが連携したものでした。
- 信長の死後: 織田信長が本能寺の変で亡くなった後、京極高次は秀吉に仕え、秀吉の天下統一に貢献しました。特に、高次の妻である柴田勝家の関与が注目されました。
京極高次は、戦国時代において信長や秀吉などの有力な大名に仕え、彼らの勢力拡大に貢献しました。その生涯や活動については、当時の情報が限られており、詳細は不明確な部分も多いですが、彼は当時の戦国の激動期において重要な存在とされています。
・二度目の返答の考察
まず、ChatGPTが一度目の間違いをなんとなく認めているのがクスッときました。しかし、そんなことはひとまず置いておいて、5番の項目で赤文字にしてある箇所がかなりの注目ポイントです。
ここで京極高次の妻について触れられていますが、なぜかここで織田家の軍事専門家・柴田勝家が挙げられています。
一応ChatGPTさんの擁護をするならば、京極高次の本来の妻・初は柴田勝家の妻・お市の方の娘ですので、そこら辺りがゴッチャになってしまったのかなと思われます。
なにはともあれ、こんなゴツゴツの武将らしい武将が妻ということで、お二人共お幸せに!
以上、ChatGPTの揚げ足を取るしょうもない記事でした。
京極高次についての記事はこちらからどうぞ。
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